2020年09月02日

HackMD小ネタ集

HackMD で個人的によく使う機能を紹介します.

HackMD とは

Markdown でノートを取ることのできるウェブサービスです.ウェブ上で使えるので,他の人とノートを共有したり,別のマシンからノートにアクセスできる点が便利です.

数式の挿入

LaTeX\LaTeX の記法を使い,数式をノートに書くことができます.

文中に数式を埋め込むには,前後の文章の間にスペースを入れ,$ で囲みます.

コード

数列 $A$ を $a_1,\ a_2,\ a_3,\ \dots a_n$ とする.

プレビュー

数列 AAa1, a2, a3, ana_1,\ a_2,\ a_3,\ \dots a_n とする.

数式を独立させ表示するには, $$ で囲みます.

コード

$$
e^{i\pi} =  -1
$$

プレビュー

eiπ=1e^{i\pi} = -1

目次をつける

目次をつけたい場所に [TOC] と書きます.タグを見て自動で目次を追加してくれます.

チェックボックス

角括弧の中に x を入れるとチェックが入ります.プレビュー側でチェックを入れると自動で編集側に x が入ります.

コード

- [ ] チェック
- [x] チェック

プレビュー

  • チェック
  • チェック

コードブロック

連続したバッククオート( ``` )で囲むことでコードを書くことができます.

最初の ``` の横に言語名を書くことでハイライトを入れることができます.

コード

```python
print("Hello World")
```

プレビュー

print("Hello World")

上記に加え,最初の ``` の横に = を書くことで行番号を表示することができます.言語のハイライトと同時に使いたいときは, python= のように言語の横に = を書きます.

また,例えば =100 のように = の横に数字を入れることで,その行から番号を始めることができます.

おわりに

基本的な Markdown だけでもきれいなノートが作成できますが,これらの機能でさらに見やすいノートが取れるでしょう.

他にもいろいろあるので,知りたい方は このページ を参考にしてみてください.

HackMD を使って,いろいろな機能で遊んでみてください.

参考